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現在開催中の国際舞台芸術祭「フェスティバル/トウキョー」のプログラムの一つ、五反田団の演劇「迷子になるわ」を観る。
五反田団の脚本・演出の前田司郎は最近では「グレート生活アドベンチャー」「夏の水の半魚人」等の小説も執筆している人。

雑誌「エクス・ポ」第2期第1号の演劇特集を読み、ようやくの初演劇鑑賞。

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「迷子になるわ」は主人公の30くらいの女性が、自分自身の過去の場面や妄想や未来を脈絡なくぐるぐると回っていく物語。現代口語演劇と呼ばれる演劇全般がそうである(らしい)ように、大きな物語の起承転結を描くのではなく、日常生活の中の何気ない場面や何気ない会話が続いていく演劇。

そういった中で「迷子になるわ」の特異な点は、各場面の脈絡のない転換にある。
例えば、大学時代の知り合いの知り合いとデートしているシーンの途中、東京タワーまでの距離を道行く人達の身長から推し量ろうとする場面で突然エプロンをしたばかでかいお母さんが現れ、気がつくと知り合いはいなくなってしまって、家で母親と一人暮らしをしようか迷っているシーンへと移り変わったりする。
こうした場面の転換が連続して行われながら舞台が進んでいく。

この場面の移り変わり方は、人が何かを思い出したり、ぼんやりと考える時のプロセスそのもののように感じる。
人が何かを思い出すとき、一つ一つ昔の状況を並べていくということはあまりなく、実際にはある思い出の一部分から連想された別の思い出へと次々にジャンプしていくのが大半なのではないだろうか。
こう考えると、この舞台は主人公のぼんやりとした考え事そのものであるといえるし、また、人が考え事をするプロセスが実際は迷子になることであると言えるのではないかと思う。

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舞台のクライマックス近くで、時間は過去から未来へと一つの線として流れているのではなく、面のように様々な場所を行ったり来たりしているのではないかというような印象的なセリフが登場する。
このセリフを踏まえれば、過去の場面だけでなく妄想や来るか分からない未来が次々に現れるこの舞台は、面としての時間を表したものとして考えることができる。
(同じ面に様々な時間が登場することは、イスが規則的に並べてある中に一つのベッドと天井まで吊るされた赤いロープがあるだけのセットで最初から最後まで演劇が行われることからも担保されている。)

関連して、継続的に登場する「東京タワー」は面のあちこちに散らばる時間の中で、(迷子にならないために)目印のように立っているものなのではないかと感じた。

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とまあ、このようにつらつらと書きましたが、笑えるところも真剣に考えさせられるところもあり、演劇慣れしていない自分でも率直に楽しめました。
来年のはじめに五反田団はメッセージもストーリーもない非常に気軽な演劇を上演するとのことで、こちらも楽しみ。
| - | 00:04 | comments(4) | trackbacks(0)
2007年に解散した、菊地成孔率いるビッグバンド、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN。
今年の夏、メンバーを入れ替えての活動再開が宣言され、10/9に第二期一発目のライブが日比谷野外大音楽堂で行われた。

10/9は断続的な雨。
率直に圧倒的なライブだった。

セットリストは以下の通り。

1.ジャングルクルーズにうってつけの日
2.PLAY MATE AT HANOI
3.構造II
4.?(新曲か、構造IIの一部かも)
5.CIRCLE/LINE〜HARD CORE PEACE
<アンコール>
6.MIRROR BALLS

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| ライブレポ | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0)
今週も遅ればせながらレビュー。
初登場がいっぱい。まあこれから先変わることはないだろうけど。

1位 HANABI / Mr. Children
二週連続1位。今週も8万枚売れていてさすがミスチル、って感じ。
サビ後の「もう一回もういっかーい」って歌詞が切実で印象的。
25を越えると人の趣味は固まっちゃうって本当なんだろうか。いつまでも歌詞の内容が変わらないのはファンのためなのかそれとも。
でも先週よりいい曲な気がしてきた。

2位 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる / GLAY
初登場。両A面の両タイトルの圧倒的なセンス。存在感。
「紅と黒のMATADORA」はGLAYでは一応表面的には変り種。何ともいえない南米風味のメロディー。ベースはうねっているけど、ギターはギターソロくらい。あんまりといった印象。ちなみに「宿命」って多分韓国映画の主題歌。人気なんだ。
「I LOVE YOUをさがしてる」はドラマ「打撃天使ルリ」の主題歌。
こっちは「HOWEVER」以降脈々と続くGLAY的なギターをアクセントにした直球バラード。「I LOVE YOUをさがしてる」と歌われ、言葉の指す意味、感情とかそういったものを探してると考えるとどきっとしてしまったけど、すぐに「あなたをさがしてる」って歌ってたから良く分からない。
B'zも15周年辺りから「愛のBAKUDAN」とかタイトルがもの凄くなったけど、彼らもなのか。

3位 恋しくて / UVERworld
初登場。5人組なんだ。
GLAY以降のロックバンドのロックぽくないバラード。歌詞の内容はさながら浜崎あゆみ。こんくらい「みんなといる方が孤独」「あなたがいなくて淋しい」みたいな方がいいんだろうか。
それとも、歌詞なんてどうでもいいんだろうか。
「恋しくて」界にはBEGINの燦然たる曲があるので、いやそんな世界はないんだけど、なかなかねえ。確かにモチーフは近いんだけど、結局メロディーの質で完全にBEGINの勝ちってことなのか。うーん。

4位 クラゲ、流れ星 / 大塚愛
初登場。「マイナビ2010 TVCM 就活応援ソング」だって。
就活した身で聴いてみたけど、これはどう考えたってラブソングですよ、うん。意中の企業に恋するってのはねえ。ってか遠く離れてしまった好きな人への消えない想いを歌った歌なんで・・・まあ今となってはあてはめられるかも。
普通の歌詞だけど、「クラゲ、流れ星」ってへんちくりんな日本語の使い方で随分いい曲に見せてる。

5位 続く世界 / 中川翔子
初登場。「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇」主題歌。
アップテンポなギターポップ。一応ギターは全面に出ていてロック度は高い。
ただしょこたん自体はアイドル然としているというか、自己演出・演劇的な歌い方、振る舞い。
ロックバンドで女の子が歌う、っていう時、どこにロックっぽさが発生するかって結構難しい気がする。椎名林檎くらいとんがった感じとかに比べるとしょこたんはぴょこぴょこしていてロック度が高くなってない気がする。

そういう所で7位に木村カエラの「マスタッシュ」が入っているので考えてみると、結局楽曲のロック度な気もしてしまう。
かたや、もしかしたらいいか悪いかは別として漂わせる「アーティスト感」かもしれないとも。歌詞にわざわざ分かりにくく、ちょっと変わった言葉を使うとか、衣装ではなくおしゃれな私服のようなものを着ているとか。スタイルとか立ち位置かロックも。

こんな感じ。
またそのうち。

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| オリコンチャート | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0)
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